これまで、2回にわたり転職回数が多い人の転職事情や転職活動の秘訣について書いてまいりました。
前回(転職回数は何回以上で転職に不利になるのか?)では、転職回数があなたの年齢と転職回数のバランスによって、転職活動が不利になるのかどうか決定付けます、と説明しました。
しかし、年齢と転職回数のほかにも重要なポイントがあります。
既にタイトルで書いておりますが、過去の転職理由や在籍期間も書類選考合否に大きく影響することが多くあります。
もちろん、前回記事で書いた通り、理由如何に因らず、年齢と回数だけで書類選考不合格とする企業はあります。特に大手企業に多いです。
殆どの企業は、まずはあなたのキャリア・ヒストリーを見たいと考えますので、過去の転職理由や在籍期間、業務の内容・深さも重要なチェックポイントとなるのです。
では詳しくご説明致します。
Contents
過去の転職理由
転職回数が多い方にとって避けては通れないのが過去の転職理由の説明です。
会社都合退職の場合、自己都合退職の場合、それぞれについて解説します。
会社都合退職の場合
会社都合の場合、基本的にはマイナス評価になりにくいのですが、気を付けるべきポイントもあります。
特に在籍期間が短かった場合は会社都合退職であっても選考時にチェックされる可能性がありますので、キャリア全体として一貫性のある説明が出来るようにしっかりと対策を考える必要があります。
詳細はこちらの記事でご説明致しておりますので併せて御覧ください。
自己都合退職の場合
自己都合退職の場合、どのように退職理由を説明するか、により、面接の合格率は大きく変わってきます。
特に転職回数が多くて、退職理由が自己都合退職の場合はキャリアヒストリーに一貫性があるのかどうか、良く考えてみてください。
あなたの頭の中だけで考えているとどうしても都合良く結論付けてしまいがちです。
あなたの経歴を客観的にみたらどう思われるのか、こんな見方をされるかもな、と多角的にみていくことで良い面接の準備になっていきます。
自己都合退職の理由についてどう説明するか、についてはこちらの記事をご参照ください。
一貫性のあるキャリアを持っている人の方が採用されやすい
経歴に一貫性がない場合、ポジティブな面を見ると「色々な経験を積んでいる」「引き出しが多い」という評価になりますが、転職をする場合は経験者採用枠を狙っていくことになりますので、殆どの企業が即戦力人材を求めています。
即戦力人材=その道の経験が豊富である
となります。
即戦力人材かどうか、判断・比較される対象となるのは、同時に応募されている候補者(ライバル)はもちろんのこと、転職先企業で働いている同世代の従業員も対象となりますので、少なくとも転職先企業の人材等と同等レベル以上でなければ採用にはならない、と考える方が無難です。
特定の年齢層の補充を行う場合、特に20代の若手の方々はポテンシャルを見て貰って採用になることもあります。
が、35歳を超えると担当レベルでポテンシャル採用されることはほぼありません。
ですから、一貫性のあるキャリアが求められますし、年収や人柄などの諸条件が同等であれば、より専門性が深い経歴を持っている方が採用になります。
既に経歴に一貫性がない方は、何とか一貫性のある経験をPR出来ないか、考えてみてください。
経験は、単に業務経験から身に付くスキルだけではありません。
業務分野は違えど身を置く業界は同じであったり、業界も事業規模もマチマチだけれども管理職経験は一貫性がある、様々な商材を取り扱ってきたが一貫して営業に従事している、など、探していけば共通する経験があるかも知れません。
そこを突破口として、応募する企業が求めている人物像にミート出来るようにPR内容を考えて頂くと良いと思います。
過去の在籍期間
転職回数が少ない方でも在職期間が短い+自己都合退職の場合はそれなりの説明が必要になるくらい、意外かもしれませんが在籍期間はチェックされる項目です。
あなたの年齢にも因りますが、在職期間は〜3年以内の退職が2回以上あるとチェックされると思って頂ければと思います。
また、一定期間で転職を繰り返している場合も要注意です。
偶然にも3年サイクル、5年サイクルで転職、というキャリアになる方は確かにいらっしゃいますし、背景次第では問題になりません。
但し、経歴という事実が物語る、ということは皆さんが思っている以上にインパクトがある、ということだけは覚えておいてください。
もしかしたら一定期間で転職を繰り返している経歴に着目されるかも知れない、という意識があればこそ、面接官の不安を取り除いてあげるような補足説明が出来る、というものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
転職回数が多い方は、基本的に転職活動において不利になることが多いです。
転職回数〇回以上の方は応募不可、という企業も良くありますので、その場合はエントリーすることも出来なくなります。
(正しくは、応募者の意思を妨げることは出来ませんのでエントリーは可能ですが、それは形式的なものでしかありません。エントリー後、まともな選考もされずに即落選となるのが実情です。)
転職回数が多い方は、エージェントを活用し、転職回数だけで判断されない企業を紹介してもらう、という進め方が一番効果的です。
転職回数が多い人の転職事情や転職活動の秘訣 関連記事
Part1:転職回数の定義とは?転職回数の数え方について
Part2:転職回数は何回以上で転職に不利になるのか?
Part3:過去の転職理由や在籍期間も書類選考合否に大きく影響します(本記事です)




